これが過干渉!!過保護とは違う

一挙手一投足につき口を出す

 お湯を沸かすために,ヤカンに水道水を入れようとすると「ポットに残っているお湯を入れなさい!!」。ヤカンをガス台にかけようとすると「ヤカンの底の水滴を拭き取りなさい!!」。点火しようとすると「服に火が燃え移らないように気を付けなさい!!(a)」。点火すると「換気扇をつけなさい!!(a)」。お湯が沸騰するのを待っていると「ボーとしていないでヤカンと火を見ていなさい!!(b)」。沸騰すると「ボヤッとしていないで,さっさと火を消しなさい!!(b)」。ヤカンのお湯を容器に入れ,残りを流し台に捨てようとすると「残りのお湯をポットに入れなさい!!」

「見守る」ことができない

 子供がやることを「見守る」ことができません。口を出したくて仕方がないのです口を出さずには入られません

 子供が問題を抱えているのではなく,口出しばかりする側が問題を抱えています。自分の問題を,子供を利用して解決しようとしています。根本的な解決にはならないので,事あるごとに口出しをします。

「気付き」が待てない

 (a)は,身近な人は注意を促すところです。(b)は,身近な人が代わりに気にしてあげます。これら以外は子供のやりたいようにさせて,効率的な方法に気付いてもらえばいいのです。気付かなかったところで大した問題は起きません。

成功ばかりの人生

 人の言うことをすべて聞き入れることで「成功」して,大人になっても成功し続けて,そこへ新しい困難が立ちはだかりました。「こうすれば成功する」を教えてくれる人はもういません。その時になって初めて自分の頭で考えるのであれば,子供のうちから自分の頭で考えてもいいのでは?

 すべて人の言う通り実行して成功し,人生の幕を下ろす五分前になって「成功してよかった」と喜ぶのか,「オレは人形人生を送った」と悔しい思いをするのか,どちらでしょうか。

認識から始まる

 母親と一緒にお風呂に入って喜んでいる三十代男性がいるようです(テレビ情報)。当HP開発者は,「この男性は悲惨な人生を送っている」と思うのですが,本人は喜んでいますので,これでいいのかも知れません。

 自分が問題を抱えていることに気付かない限り解決できません。認識から始まります。認識がなければ問題は存在しません。認識できた時点で,大半の問題が解決している場合もあります。問題を認識できたら,具体的にその問題のどの部分が問題であると自分は捉えているのか追求していきます。

 できない理由,したくない理由は一つか二つです。三つ以上はあり得ません。三つ以上の理由が挙がる場合は,まだ追求ができていません。

 「~だからできない」は「~でなければできる」です。「~だからしたくない」も同じです。細分化して具体的に考えていきます。

子供時代とは

 大人になっても失敗をするんですから,子供の頃から失敗に慣れたほうがいいです。失敗から学べます。大人になって初めての挫折は厳しいです。

 口出しばかりされて元気をなくすことの方が問題です。元気がなければ,社会でうまくやっていけませんし,社会に出ることは難しくなります。

 子供が社会に出るまでに何年もあるので,口出しばかりする人は少し悠長に構えたほうがいいです。子供に口出しをする時は,「自分に」口出しすることです。「口出しばかりする自分はおかしい。自分に口出しして,口出しばかりを止めないといけない」です。

 「口出しをたくさんすること」を「過干渉」と言います。

そうしたのは誰か

 「あーしなさい,こーしなさい。それは間違い,これが正しい。これだけが正しい。どうせここへ行き着くんだからこれをしなさい!!」と言います。そのうちに「ボーとしない!!利発になりなさい!!」と言い出します。

 何をやっても完全否定なら元気をなくし,あとは「ボー」するだけです。ボーとしても否定されますので,子供は参ってしまいます。

 利発さを奪っておきながら利発さを望んでいる周りが,問題を抱えているのです。

更新履歴
タグを修正した
文章を調整した
タイトルを「お湯を沸かす」から「過干渉」に変更した
再開に合わせて調整した
第二次大規模改修の際にタグを中心に修正した
大規模改修の際に文章を修正した
「人の言うことをすべて…」の句点をクエスチョンマークにした
「自分は問題を抱えていることに…」の言い回しを変更した
初回書き込み

お問い合わせ

なまいまこと
programmermacotocun@gmail.com

404

ページが見つかりません
ナビゲーションボタンの画像
DungeonSystem のファビコン画像
DungeonSystem